建物は厳しい外的環境にさらされるため時間の経過とともに必ず劣化して行きます。
順番でいえば表面の塗装面から素材へそして最悪は躯体にまで影響を及ぼします。
早い段階でメンテナンスをすれば劣化を遅らすことができるのです
塗装による効果と目的
保護 紫外線や風雨などの環境から家を守る
塗装によるいちばんの目的は外壁や屋根は紫外線や風雨にさらされているため徐々に傷んできますので
塗膜の劣化だけで収まっているうちに対処することが建物躯体の長期保護につながります
美観 キレイな外観を保って愛着のある我が家に
新築時のようにキレイな外観を取り戻したり、色を変えてイメージを一新したりすることもできるのが塗装です
定期的にメンテナンスすることが美観だけでなく建物の保護にもつながります
目的 雨水などの浸入を押さえる
艶がなくなり変色しさびやヒビ割れ、チョーキング(触ると白い粉が付く)などの
症状が進むと塗膜が剥がれたり雨水などが浸入しますので
防水機能、遮熱機能、汚染防止機能などを備えた塗装が必要です
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一般的な修繕時期の目安
このような症状が出てきたら修繕時期のサインです
外壁を手でこすると白い粉が付く症状。顔料が劣化して粉状になっている
サイディングの場合目地のシーリングがひび割れしたり痩せて隙間が空く
スレート系(カラーベスト)屋根材の色あせは赤信号。色あせがさらに劣化するとひび割れや破損につながることがある。コケやカビが生えている屋根を見かけますがこれが割れの原因に。スレート屋根材の劣化を放置し、そこに力が加わると割れて雨漏りが発生します